【バッテリーが上がった状態】

■エンジンがかからない

普段はエンジンをスタートさせるとき、「キュルキュルキュル」というセルモーターの音がしてエンジンはかかります。しかし、バッテリーが上がってしまうと、モーターへ供給する電力が少なくなりセルモーターが動かなくなるのでエンジンはかからなくなります。

■ライト・ランプが点かない

車のドアを開けると、自動で室内灯が点く仕組みになっていますが、これはバッテリーの電気を使っています。そのため、バッテリーが上がっていると電気が点きません。また、ヘッドライトやウインカーも同様に点かないことになります。

■電装品が動かない

運転席にあるメーター類やパワーウィンドウ、パワーシート、ラジオ、オーディオなどの車内のすべての電気製品が動かなくなります。

普また、完全にバッテリーが上がると、リモコンキーも作動しなくなるのでドアを開けられなくなる恐れもあります。

【対応方法】

• ・ジャンピングスタートでエンジンを始動
• ・バッテリー交換作業

復旧できないときは、ご指定の修理工場または当社提携の修理工場に搬送いたします。

【対応方法】

車載のスペアタイヤとの交換作業を行います。また、現場でのパンク修理、スペアタイヤを車載していない場合、交換用タイヤの手配も行います。

■車のスピードが落ちる

燃料がなくなるわけですから、いくらアクセルを踏んでもエンジンが十分に回転せず、車のスピードが上がらなくなってしまいます。このような症状が現れたらガス欠になったと考えていいでしょう。

■エンジンから異常な振動や音がする

エンジンからもたらされる異常はスピードの低下だけではありません。燃料が少ない状態で無理やりエンジンを動かそうとするために、普段と違う振動や音が聞こえるようになります。

■エンストしてしまう

「スピードの低下」と「エンジンの振動・異常音の発生」といった症状が見られた後は、いよいよ本当にエンジンが止まってしまうことになります。車のスピード低下、エンジンからの異音、振動などの症状が現れた時点で、安全な場所に停車し、T・Kレッカーサービスを呼んでください。

【対応方法】

給油や冷却水の補充、オイル漏れなどもできる限りの応急処置をいたします。